ユネスコスクールとしての取組

2021年度活動報告
 

活動分野環境, 福祉, その他の関連分野

本校は「地域の環境や人材との関わりを通して,地域とともに生きようと考える児童の育成」を活動テーマとして,以下のような活動に取り組んだ。



① 地域貢献
「お米探検隊」 (5年)
校内の学校田において,地域ボランティアの協力をいただきながら米作りの活動を実施することができた。地域ボランティアには,代掻き,田植え,稲刈り,脱穀のときに直接協力していただいた。
「地域清掃」(6年)
学区内通学路や公園などの清掃活動を行った。自分たちが住んでいる地域をきれいにしようとする意識を高めることができた。


② 環境保全
「とび出せエコライフ」(4年)
富谷ユネスコ協会にご協力いただき,のりと新聞紙を使ったエコバッグ作りを行った。身近にある新聞紙を活用してエコバッグが作れることを体験し,リサイクルやエコな生活について理解を深めている。


③ 国際理解
「外国語・外国語活動」(1~6年)
ALTとの活動を通して,外国語の背景にある文化に対する理解を深めている。


④ 福祉
「バリアフリー」(3年)
盲導犬協会に協力をいただいて,盲導犬と触れ合いながら盲導犬について理解を深める機会としていたが,感染症拡大の時期だったため延期した。年明けに実施予定。
「ユニセフ募金・赤い羽根共同募金」(福祉委員会)
福祉委員会が募金活動の意義について学び,全校児童に募金を呼び掛ける動画を作成した。募金に対する意識が向上し,自分から進んで募金に協力しようとする児童が増えたように感じる。
「高齢者交流(昔遊び)」(1年)
公民館を通じて,地域に住む高齢者と昔遊びをして交流する活動を行った。高齢者から昔遊びのやり方を教わったり,一緒に活動したりしながら進んで交流する姿が見られた。


⑤ その他
「ユネスコ70周年ロゴマーク選定投票への参加」(全校)
「自分たちの学校はユネスコスクールである」という意識付けを図り,ユネスコスクールの活動に関心をもたせるために,全校でロゴマーク選定投票に取り組んだ。ユネスコスクールの活動に関わる機会を増やしていきたい。
「外国語・外国語活動」(1~6年)
ALTとの活動を通して,外国語の背景にある文化に対する理解を深めている。


来年度の活動計画
普段の教育活動の中にESDのうち,環境教育,エネルギー教育,世界遺産や地域の文化財などに関する教育,国際理解教育に通じる内容を明確にすることで,普段の教育活動の中でもESDをより意識して取り組んでいく。今年度も新型コロナウイルス感染症の影響があり,地域の方との交流する企画が少なくなってしまったが,感染症対策を行いながら昨年度より実施することができるようになった。次年度も今年度同様に感染状況を見ながら,例年通りの活動に近づけていけるように,活動内容を検討しながら進めていきたい。